上原 由梨奈
うえはら ゆりな

(社)素のまま 代表理事       
(同)ちっちゃい恋人 代表社員

●保育士
●産業カウンセラー
●うつ病カウンセラー

4歳の頃から 場面緘黙・社会不安・鬱や人格障害・その他消失願望や殺人衝動等、多くの精神疾患に苦しみながら20歳過ぎまで生きてきた。
短大を卒業後、ITベンチャーにて経営全般を学ぶ。22歳の時に様々な心の問題の原因・解決方法がわかり、23歳で一度独立し、うつ病の復職支援事業などを行う。

その後事業再生や、大手企業の数値管理、人事等様々な経験を積み、31歳で結婚、妊娠出産。 長男が1歳の時に待機児童問題に直面し、保育園に入れなかったことから、自分自身の苦しんだ経験を存分に活かし、 様々な角度から「自然に生きる」にこだわった保育園を運営している。

0years

誕生

生まれも育ちも葛飾柴又。 4人兄妹(兄・妹・妹)の長女として生まれる。

4years

場面緘黙症

4歳の誕生日の日に [声が出ない]しゃべれなくなり、今でいう「場面緘黙症・緘動」になり、家族以外とほぼしゃべることが出来なくなる。 幼稚園ではお遊戯などもできず、固まっていた。緘動も発症。

7years

小学生

学校では一切話が出来ず、存在を消すことに一生懸命の小学生時代を過ごす。小さい嫌がらせや馬鹿にされることは多々あり、苦しくて怖い小学生時代。外で過ごす時間を必死に耐えていた。

13years

中学生

中学生になったのを機に、思い切って学校で話をすることが出来るようになる。部活に打ち込み、楽しい学校生活をおくれていたが、、 中3、初めて「恋」と思える経験をした人が自殺・・・ 少しずつ精神的に病んでいく。

16years

高校生

都内の進学校に入学。高1の冬。生きている意味がわからなくなる。 やりたい仕事をしても安定した仕事に就ける保証がないことを悟り、人生に絶望する。一人になると涙が止まらなくなり、鬱・社会不安・人格障害を発症。 常に不安定で、成績も上位から下位に一気に落ち、全てにおいて投げやりに。 常に愚痴を言い、人の悪口を言い、常に苦しく、辛く、寂しい気持ちを持ちながら生きていた。

求めるもの

小学校~常に求めていたものは、「こころの安定」 物心ついた時から常に不安定で敏感だった。足音で目が覚めるほど、寝ている時でも常に不安を感じ、安心を求めていた記憶がある。

環境

いい大学に行って、いい会社に勤める、という人生のレールを敷かれ、自分の人生に絶望。なんでも卒なくこなし、両親からの期待を背負っていた。自分の自由な意思を尊重されることもなく、敷かれたレールの上を走るのがあまりにも苦しくなり、高校生で精神がおかしくなってしまう。

当時、消えたい一心で夜中に家を抜け出し、ふらふらしていた。

18years

短大

大学に行く意味を見出せず、手に職をつけて家を出ようと美容系の短大に進学。 それよりも自分の苦しみから逃れたい一心で稼げるバイトなどを複数始める。 ブラックな営業バイトに明け暮れるが、あまりにも学ぶことが多すぎた。

20years

就職

短大卒業後、まともな企業に就職することが出来ず、4回ほど転職。 たまたま、起業するという年上の友人に拾ってもらい、IT企業の立ち上げに携わる。営業・採用・経理・人事・総務等、経営に関わること全般に携わる。

21years

精神崩壊

クリスマス・イブ。当時の仲間と飲んでいたところ、仲間内の先輩が人を殺してしまったという悲報、、、 何がなんだかわからなくなり、「死ね」という言葉などなどを聞くとパニックになり、仕事もできなくなり、なぜか人を殺す映像が頭の中でリピートされ 頭がおかしくなっていく・・・

この年の他の出来事

  • 家出、ホームレス生活。超貧乏生活。 働けない、服買えない、トイレに落ちた水浸しのボロボロの靴を履く。 あるとき、ゲームで知り合った仲間と共同生活を始めるが、仲間の男性から殺されかける。男性に殺意を覚え、同居していた女の子と殺す計画を立て・・ 私は夜中になると寂しさ、嫌悪感から発狂し、外を徘徊したり頭を打ち付けたり。同居の女の子はリストカット。男性は包丁を振り回す。 カオスな環境。 「消えたい・・・・死にたい・・・・殺してしまいたい・・・・」
  • 一筋の光。ある時一冊の本に出逢う。 「あ、私、生きてていいんだ・・・・」3日間、泣きながら本を読んだ。 初めて自分の心に一つの光が差し込んだ気がした。
23years

法則の発見

それから、この苦しみから逃れたい一心で 心理学・カウンセリング・セラピーなど様々なことを学び、試した。 少しずつ少しずつ自分の中のどす黒い感情を出していった結果、元気になっていった。 感情から解放されていくには「ある法則」があることを発見する。 「こころの法則(感情のメカニズム)」と名付ける。

24years

起業

うつ病支援・社会復帰事業を始める。 「こころの法則」を使い、カウンセリング無料、カウンセラーの活躍の場を作りつつ、うつ病者が利害関係なく交流できる場を作る。 ラジオやイベント、取材にも積極的に応じ、300人以上のうつ病者とのかかわり、カウンセリング、復職支援等を行う。

27years

一般社会へ

複数の事業立ち上げや、赤字店舗などの事業再生、カウンセリング・リラクゼーション事業などにも関わる。
大手企業の人事や数値管理などの経験も積む。

28years

またも殺されかける

当時付き合っていた半アル中&DVの彼氏。 ある日、彼が酒を飲んで勝手な妄想でブチギレ、包丁を振り回す。初めて殺されることに「恐怖」を覚えたことに、私の精神が正常に戻ったと安心した。

31years

結婚。妊娠・出産。

33years

保育園 開園

長男が1歳の時、夫の会社の事業が乗っ取られ、収入がなくなる。 働きに出ようと思ったときに入れる保育園がなかったため保育園を設立。 理想の保育園を目指し、「超自然」にこだわりまくった保育園を作る。

35years

二人目、長女出産

出産当日まで働き、産後も1ヶ月から抱っこをしながら仕事に復帰。夫もあまり家にいなく、事業・家事・育児にとほぼ一人で回し、疲れ果て、毎日家では毎日子供たちを怒り、体調不良が続いた。心身ともに疲れすぎていた状態の日々が続く。

36years

発達障害(ASD)と診断される

今までの自分の苦しみや特性、普段の生活でも苦になることのほとんどが発達障害が原因で起きていることを知り、そこから「自分自身の生き方」を分析。 自分の特性を活かしながら、周りとの調和をどのように取っていくか、を試し始め、ようやく少しずつ体力・体調ともが回復し始める。

37years

うつ・発達障害 支援事業を始める。

脳を活性化することでホルモンの分泌を促し、メンタルをも強くしていく「楽読 板橋小竹向原スクールを開校」 合わせて、発達障害の個々の特性や生きづらさを分析し、楽しく心を解放しながら、自分自身の特性を活かし、自分らしく生きていくための支援事業を行う。

39years

新たに保育園を開園

2023年、続けて児童発達支援事業所の開所を予定。